笑い、足りてますか?-読む処方箋
最近は何かと忙しく、ゆっくり本を読む時間もないのですが、かつて時間を自由に使えた時は、「笑える本」「泣ける本」「やる気になる本」「ほっこりする本」「人間ていいなと思う本」など、自分なりの「読む処方箋」がありました
そして、「笑いが足りてない時に読む本」は、断然、『生きていてもいいかしら日記』(北大路公子著・PHP文芸文庫出版)です。
『40代、独身。好きなもの、昼酒。座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。いいとこなしに見えるけれど、なぜかおかしいキミコの日々。』という背表紙のとおり、あんまり高尚でもなく、上品でもありません(たぶん、作者もそれはねらってません。)
同業者女性に貸したところ、「おかしい」、「笑える」、「電車の中はヤバい」というので仲間内を転々とし、行方不明になりました。古本屋で見つけたので、1冊買ったところ、行方不明になった先の1冊がひょっこり帰って来て、手許に2冊もあります。
誰かから「入院した」という連絡を受けようものなら早速送り付け、「個室じゃないんだから、やめて!」と言われて、悦に入っています。
で、事務所の書庫にもこっそり1冊紛れ込ませてあります。
大なり小なり悩み事は尽きませんが、クスッと笑える瞬間があれば、肩の力は抜けますし、大笑いができれば、前を向く勇気が出るかもしれません
ご興味のある方、こっそり、声をかけてください